2017/11/30

紅葉の見頃・東京都青梅市の御岳山(みたけさん)に登ってきました。

11/10の金曜日、急遽休みが取れたので、紅葉を見に奥多摩の御岳山まで行ってきました。

御岳山(みたけさん)とは

御岳山(みたけさん)は、東京都青梅市にある山で標高929m。

長野の御嶽山(おんたけさん)と区別するために、武蔵御岳山といわれることもあるらしい。

信仰の山として知られており、山頂付近に武蔵御嶽神社があり、その手前に商店街があったり、宿坊があったりします。

歴史ある信仰の山で、参拝者が多いという共通点から高尾山と比べられることも多いですね。

高尾山も、御岳山もどちらも京王電鉄グループのケーブルカーが運行されています。

御岳山の紅葉シーズン

御岳山は紅葉の人気スポットであり、例年11月の初旬から中旬が見頃とのことです。

長尾平展望台」、「ロックガーデン」というスポットが紅葉を見るのに人気のようです。

また御嶽駅近くの多摩川沿いの御嶽渓谷も紅葉スポットとして知られています。

 

御岳山のアクセス・登山ルート

御岳山へは、JR青梅線の御嶽駅から西東京バスで御岳山ケーブルカーの滝本駅まで行って、そこからケーブルカーで登るのが一般的。

車の場合、JR駅・ケーブル駅周辺に駐車場は多数ありますが、混雑時は大変そう。今回は紅葉シーズンでしたが平日だったので、駐車場はがら空きでした。

御岳駅→ケーブル下(滝本駅)バス時刻表 運賃:片道280円

御岳ケーブルカー時刻表 片道590円 往復1110円

御岳山山頂へは、四方から登山道が通じているので、御岳山ケーブルカールートだけではなく、御嶽駅以外のJR青梅線の駅から登ったり、南のあきる野市、武蔵五日市駅あたりから登ったりも可能です。

大岳山、日の出山といった周辺の山々も合わせて廻るのもよさそうです。

 

「ヤマノススメ」での御岳山

ゆるふわアウトドアアニメ「ヤマノススメ」では、原作コミックの10巻七十合目(70話目)で登場。

御岳山ケーブルカーで登り、日の出山まで縦走。さらに日の出山から東へ下山し、つるつる温泉でゴールしたはず(作中につるつる温泉の描写は無し)

 

今回の御岳山ハイキングルート

今回はヤマノススメと同じルートで、御嶽ケーブルで登り、日の出山へ縦走、つるつる温泉でゴールとしました。

登りはほとんど無く、山登りじゃなく、山下りです。

人気のスポット、ロックガーデンあたりを廻ってみたかったのですが、2日後に福岡マラソンを走る予定がありましたので、体力温存のためこのルートにしました。

 

JR青梅線御嶽駅からバスに乗る

10時半に御嶽駅着。駅をでて前の道を左に進むとバスの発着所があります。紅葉シーズンのためバスも増便されてましたので、これに乗る。

バスは京王電鉄グループの西東京バスで、suica等使えます。

そこそこ紅葉がきれいな御嶽渓谷をわたってケーブルカー駅へ。

御岳登山鉄道(ケーブルカー)に乗る

JR御嶽駅から10分少々でケーブルカー下へ到着、そこから徒歩で数分登ってケーブルカー滝本駅へ。

ケーブルカーも紅葉シーズンなので、増発されました。時刻表にない11時発のケーブルカーに乗車。

ケーブルカーもsuica利用可能。suicaの場合往復割引にはならない代わりに記念乗車券がもらえます。往復きっぷは往復で70円安くなるだけなので、suicaを使ったほうがいいかと。

ところで上の写真の背景に犬が写っているのがわかるでしょうか。実はこのケーブルカーはペットの犬も同乗可能なのです。なせ犬も同乗可能なのかはあとでその理由がわかりました。

全長1.107km、標高差423.6m、最大勾配斜度25度。かなりの急坂をケーブルカーが登っていく。

約6分で上の駅「御岳山駅」に到着。ほどほど紅葉も楽しめました。

 

御岳登山鉄道・御岳駅周辺の風景

これが御岳山駅。

エベレストに女性で初めて登頂した田部井淳子さんの顕彰プレートが駅のそばに設置されていました。福島出身の田部井さんが上京後初めて登った山が御岳山だそうです。田部井さんの一周忌だった先月設置されたばかり。

ケーブルカー駅前は広場になってて、展望も良い。

ケーブルカー駅横からの眺め。

ケーブルカー横には武蔵御嶽神社参道入口となっていますが、今回はここを進まず。

御岳山リフトに乗る

今回はリフトが営業していたので、リフトに乗ってみることにしました。ケーブルカー駅の前の広場から100円で乗れます。人がいないときは営業していないこともあるらしいです。

リフトは100mほどの長さ。スキー場にある立派なリフトじゃなくって、子ども向け遊園地向けの玩具って感じでちゃっちい。足も地面に着いちゃいそうでした。

リフトを降りた大展望台。

 

大展望台の右手には、これから進む御岳山、その先に日の出山も見えました。

 

産安社

リフトの大展望台駅の先にあるのが、産安社。武蔵御嶽神社の摂社です。ここはヤマノススメでも描かれてましたが、安産、子育て、縁結び、子宝の御利益のある神社。境内に産安三名木という立派な木があります。

安産杉

産安社の拝殿の側に立つ安産杉。樹齢350年、28mの高さがある。安産祈願に。

子授檜(こさずけひのき)

子授檜はエロチック。二股に分かれているのが女性の股、間の幹が男のナニに喩えられております。で、その右手上に、胎児のような形の凸がある。そこを摩ると子宝に恵まれそうな感じがありありです。

夫婦杉

2本仲良く並んだ夫婦杉。ここを意中の二人で手をつないで渡ると幸せになれるそうです。

で、相手がいない人間はどうすれば良いか?というと、男の場合は女杉を一人でぐるりと廻ると縁に恵まれるそうです。女性の場合は男杉をぐるり。同性愛者の場合は・・・?

二本檜

これは産安三名木ではないみたいですが、近くにあった二本檜。樹齢350年、高さ28m。これも立派です。

なんだか立派な針葉樹ばかりに気をとられますが、赤黄色に色づく木々もありました。

御岳山宿坊エリア

産安社から登山道を5分ほど進むと、参拝者や僧侶向けの歴史ある宿坊が立ち並ぶエリアに到着。山の上に建物がたくさんならんでいるので、なかなかビックリです。その建物の間の狭い道を軽トラックが荷物をたくさんのせてエンジンをブンブン回しながら進んでいたりする。

馬場家御師住宅という東京都有形文化財。茅葺屋根の修繕中のようでした。

真っ赤に染まる葉っぱのしたを進んで行きます。

神代ケヤキ

登り坂で見上げると、国の天然記念物「神代(かみよ)ケヤキ」。樹齢1000年以上!

御岳山商店街

神代ケヤキのすぐ先には御岳山商店街。5、6軒ぐらいお土産物屋、食堂が並んでいます。すごい寂れた昭和的な雰囲気。

展望がよさそうな食堂もあるので、そこでゆっくりご飯を食べるのもよさそうです。

御岳山にはムササビが生息している。ムササビ観察会も定期的に行われているそうです。

かわいいムササビのぬいぐるみがたくさん売られてました。

土産物屋で気になったのがこれ。ここにもキティちゃんがいたか・・・って感じです。

武蔵御嶽神社

商店街を抜けると武蔵御嶽神社

黄色く色づいた参道を行く。日が葉っぱに当たればきれいなのですが、日陰になると地味です。

神社の拝殿前に到着。

赤と金色が目立つ豪華な拝殿です。この奥に本殿有り。

立派な狛犬が拝殿の前に居りました。日本狼らしいです。

拝殿前から狛犬越しに日の出山を見る。

武蔵御嶽神社は、実は「おいぬ様信仰」の神社なのですね。

おいぬ様といっても本来は日本狼を祀っていたようなのですが、現在では愛犬家の人たちが犬を連れてお参りするようです。

ケーブルカーに犬のための乗車スペースがあったのもこれが理由。

神社の拝殿の横にも犬専用の遥拝所も設置されている!

また人形(ひとがた=お祓いにつかう人の形に切った和紙)じゃなくって犬形も用意されてたりするのです。

御朱印もいただきました。今年は12年の一度の酉年式年大祭の年ということで御朱印も特別バージョンだそうです。

本殿の横にあった六角形の御嶽蔵王大権現命柱。触ってお祈り。

御嶽蔵王大権現命柱の横から、入れない神社本殿を覗き見ることができます。かわいらしい犬が本殿を守っていました。

本殿の裏、御岳山山頂929mの地点に「おいぬさま」こと大口真神社があり、その横に奥宮の遥拝所があります。標高1077mあのピークのところに奥宮があるはず。で、その奥に(丹沢にある山と同じ名前の)鍋割山、それから日本二百名山の大岳山が連なっていると思われます。

皇御孫命社

これは 徳川家康公を祀る東照社。

御岳山名物で一休み

武蔵御嶽神社を参拝したあとは、一休みしてケーブルカー駅で買ったみやび工房さんの「燻製たまご」を食べる。

これは御岳山名物というわけじゃなく青梅あたりではよく売られているものみたいです。おいしかったので帰りに武蔵五日市のコンビニで燻製チーズと燻製ナッツをお土産に買って帰りました。

こちらもケーブル駅で買った「きびもち大福」。きびが練り込まれた生地の大福です。土日には奥多摩の生わさびを使用した「わさび大福」も販売されるのだとか。

御岳山から日の出山へ

御岳山から日の出山へ縦走。御岳山の商店街の手前から登山道につながってます。

途中で幼稚園児の遠足とすれ違う。幼稚園児でも歩ける程度の山道です。

途中、武蔵御嶽神社の鳥居もあります。

御岳山から直接日の出山へ来るルートは2kmちょっと。アップダウンは少ない。標準タイムで45分程度。

七代の滝、ロックガーデンなどを経由して日の出山へ来るルートもありますが、標高差200mを下って登る必要があるので、大変だと思います。

 

日の出山山頂すぐ手前の東雲山荘。予約があるときだけ営業するのか、今回は閉まってました。

日の出山山頂

標高902.0mの日の出山山頂に到着。

日の出山山頂は景色が良い!上の写真は都心方面。人もいっぱい。

日の出山から南の方向、手前あたりに陣場山などがあり、その先に丹沢の山々が奥のほうまで広がっている。

日の出山山頂から西の方角。手前はさっきまでいた御岳山、奥の高い山の峰は雲取山~白岩山~霧藻が峰あたりのようです(雲取山山頂は手前の鷹ノ巣山に隠れて見えてないらしい)。この写真の左手は大菩薩峰方面も見える。

 

日の出山から「つるつる温泉」方面へ下山

日の出山からは「つるつる温泉」へ向け下山。ここもきちんとした道が整備されてて何の問題もなし。ひたすら下りが続きます。

右手に見えるのは標高794mの麻生山。日の出山から麻生山経由で秋川渓谷方面へ向うルートもあるようです。

気持ちよく続く下り道。

日本武尊が岩に顎をかけて関東平野を見渡したという伝説のある「顎掛岩(あごかけいわ)」。

日の出山から滝本といところまで2km弱山道、その後は舗装路が1km弱進むと、つるつる温泉に到着。

つるつる温泉はもちろん温泉に入れるし、武蔵五日市駅行きのバスもが出ているので、御岳山登山のゴールとしてちょうどいい。