2017/10/23

初の丹沢登山は鍋割山で鍋焼きうどん ② 登山記

鍋割山の登山ルート・アクセス方法など基本情報からの続き。大倉バス停から鍋割山まで登ってみました。これがけっこうきつかった。

鍋割山登山開始

小田急線で渋沢へ・渋沢から大倉へ

始発電車に乗り、小田急渋沢駅北口から満員でぎちぎちのバスに乗って8時過ぎに大倉に到着。

三連休真ん中の日曜日、登山者は多くバスは1台増便されていました。大倉は鍋割山だけじゃなく、塔ヶ岳や、さらにその奥の丹沢山などの山々へ登る人たちの玄関なので、やっぱり混む見たいです。

大倉バス停前には「どんぐりハウス」という売店兼食堂があり、ここでお菓子・ドリンクなどちょっとしたものなら購入可能です。

この横にトイレも有り。鍋割山頂までトイレは無いので、ここで大してたまってないけど小用を済ます。

どんぐりハウスで「やまなみ登頂スタンプラリー」の台紙(500円)を購入してみました。スタンプラリーについてはまた改めて書くつもりです。

それから登山者カードを記入しポストへ。登山者カードは図が記載されていて、行く予定の山を線で結ぶようになってました。

大倉バス停(標高290m)からスタート

登山届も出し終えて、大倉から鍋割山へ出発。バス停から鍋割山は西へ、塔ノ岳は北へ。

塔ノ岳へ向う人も多かったけど、鍋割山へ向う人たちも多い。

鍋割山へ向う人たちはほぼ全員が鍋焼きうどんはお目当てのはず。土日祝日は1、2時間待ちなんて情報も見かけていたので、なんか焦る。まだまだ序盤ですが早足気味で進みます。

しばらくは集落の中を歩きます。この方向に塔ヶ岳があるはずなんだけど。山頂が雲に隠れてる。。

西山林道入口(標高360m)

スタートから1km位で西山林道へ入る。このあとはずーっと林道がつづく。前々日から前日の朝にかけてかなりの量の雨が降ったので、路面はウェット。

丹沢といえば「ヤマビル」が生息していて雨や雨上がりのときは特に注意、という情報があったので、ちょっと嫌な感じ。(ちなみに、この日の終わりにヤマビルに血を吸われてしまった…)

雨上がり後なので、林道を川のように水が横切っている場所もありました。

早く鍋焼きうどんを食いたいので、急ぎ足。西山林道からちょっとわき道を入ったところに「表丹沢県民の森」という広大な自然公園、およびその近くに「黒竜の滝」があるらしいのですが、気付かず通り過ぎる。

尾関広氏の銅像」もあったのですが、ここも素通り。尾関広氏は日本山岳協会の設立に携わったりした登山家とのこと。

ずーっと西山林道を歩く。緑豊だし、林道沿いを流れる川のせせらぎにも癒され、退屈はしませんでした。

二俣(標高530m)

スタートから4.7km、二俣を通過。ここで鍋割山稜へ至る小丸尾根と分岐しているので「二俣」という名前のはずです。木製桟橋をわたってまた林道を進む。

この手前にヤマビル用の塩が置かれています。使っている人がいたので、やっぱりヒルには気をつけない。

まだまだ林道を進む。

木々の間から見えた堰なのですが、2段の滝になってて、けっこうな高低差があり。水が多かったこともあり迫力がありました。

ぽかーんと開けた空間から鍋割山方面が見えたのですが、ガスってて山頂はイマイチ見えず。この写真の左の稜線まで登って、稜線づたいに山頂まで行くことになります。

本沢渡渉点(標高610m)

本沢といわれるところの下流のところに架かる桟橋をわたる。奥に人工の滝が見える。

ミズヒ沢(標高640m)から水運びボランティア

大倉バス停から6km、ミズヒ沢に到着。ここでようやく林道終了、本格的な登山道に入ります。

ここには鍋割山荘で鍋焼きうどんに使うための水(衛生上、沢の水ではなく水道水だそうです)がたくさんペットボトル/ポリタンクにつめられていて用意されているので、登山者が各自持てる分だけお水をボランティアで運ぶ。

武甲山でも水運びやりましたが、私も2ℓペットボトル1本をリュックにつめて運ばせていただくことにしました。

あくまでボランティアなので、水を持っていかなくても鍋焼きうどんにありつけないとか、怒られるということはないそう。ポリタンクを持って登ってる人がいたんですが、手持ちでポリタンクの水を運ぶのは死ぬ思いをしたはず。無理しない範囲での協力がよさそうに思われます。

これがミズヒ沢。ここをちょっと上流にいったところにミズヒ大滝があるそうなのですが、知らなかったためスルー。

ミズヒ沢を渡り登山道へ入ります。

沢から急勾配を登ります。

杉の木でしょうか、高い木がきれいに並ぶ斜面に入りました。尾根へ向って急斜面が続く。

苔むす切り株。

斜面のはるか上のほうを登山者が歩いている。。

後沢乗越(標高800m)

鍋割山から続く稜線の鞍部、後沢乗越に出ました。ここからは稜線なので傾斜が緩やかになるかと思いきや、そうはいかないのでした。

後沢乗越からは同じような登りがずーっと続く。エンドレスな感じがキツイ。鍋割山なんて鍋焼きうどん目当てに家族やカップルが気軽に登る山でしょ?って、正直舐めてました。

しかも霧が濃くなってきて、周りの風景も見えない。

稜線をあるくこと40分少々、ようやく山頂付近のような雰囲気が。

鍋割山頂(標高1272m)到着

10時半過ぎ、霧に包まれた鍋割山山頂到着。もうすでにたくさんの登山客が鍋焼きうどんをすすっていました。

鍋割山荘メニュー。営業時間は10時から午後2時半までと書かれているけど、検索してみるとその時間以外でもうどんが食べられるとの情報もあったりします。

小屋が狭いので荷物は外に置いて小屋に入る。まずは持ってきたペットボトルを入り口入って左側に置く。

それから、奥のカウンターに進んでうどんを注文。注文は紙に数量と名前をカタカナで書くだけ。あとは小屋の中で待つ。このときは前に3組ぐらい待ってました。10時半頃という昼飯時にはまだ早い時間だったので、この程度の混雑度でした。

カセットコンロで鍋焼きうどんがぐつぐつ煮られている風景を見ながら待つこと10分弱で名前を呼ばれてうどんを受け取る。

これが鍋割山頂名物、鍋割山荘の鍋焼きうどん(1000円)

鍋焼きうどんを小屋の外にもっていき、芝生に座って食べることに。鍋焼きだからちょっと外に持ってきたぐらいでは冷めやしない。まだぐつぐつ言っているうどんを食す。

具はえのき、シメジ、しいたけなどきのこがタップリ。それから、かぼちゃの天ぷらに、ナルト、油揚げ、青菜、そしてちょうど半熟なたまご。

物資調達が大変な1000m級の山の上で、こんな具沢山でちゃんとした鍋焼きうどんを食べられるのはありがたいことです。疲れてお腹もちょうど空いてたカラダに染み渡るおいしさ。

これも歩荷(ぼっか)さんのおかげ。来る途中で歩荷さんを追い抜いてたのだけど、ものすごい大量の荷物を背負ってたのに感心してたのです。

鍋割山頂は霧の中。条件がよければ富士山が見えるそうですが、こんな具合でした。でも、おいしい鍋焼きうどんを食べられて満足しました。