「聖地」三ッ峠山登山 ②三つ峠駅から登ってみました

三つ峠の登山ルート・アクセスなど基礎情報からの続き。三ッ峠山へ「ヤマノススメ」と同じルートで登ってみました。

今回登った三ッ峠山登山ルート

時刻 場所
08:57 三つ峠駅
09:10 三ツ峠グリーンセンター
09:14 山祇神社
09:31 神鈴の滝
09:44 達磨石
10:01 股覗き
10:13 馬返し
10:36 八十八大師
11:12 屏風岩
11:23 三ッ峠山頂(休憩50分)
12:30 金ヶ窪登山口
12:38 三ツ峠登山口バス停
12:46 天下茶屋

山行 2時間36分 休憩 1時間13分 ※一部走ったりしたので標準タイムの半分ぐらいで踏破しました。

今回のルート選定。まずヤマノススメがきっかけの登山なので、ヤマノススメのルート三つ峠駅から登ることに決定。

それから、太宰治が滞在していた天下茶屋にも行きたかったので金ヶ窪登山口へ降りることに決定。ただし帰りのバスには到底間に合わないという問題が…。

 

三つ峠駅から三ッ峠山登山開始

富士急行で三つ峠駅へ(標高615m)

始発列車に乗ってから3時間、9時前にようやく富士急行の三つ峠駅へ。駅から三つ峠山が良く見える(駅舎の背後の山)。

三つ峠駅ではヤマノススメの立て看板がまだ置かれてました。ヤマノススメのキャラクターに出迎えてもらえて、心の中でガッツポーズ。

三つ峠駅前。昭和レトロっぽい看板のお店だけど営業はしていないもよう。駅前にはお店も何も無い。200mぐらいはなれたところにローソンはあるみたいです。

三つ峠駅改札は三つ峠山と反対側にあるので、ガードをくぐって山へ向う。

日帰り入浴できる「三ツ峠グリーンセンター」

住宅の立ち並ぶ道を1.5km弱あるいて、三ツ峠グリーンセンターに着きました。「ヤマノススメ」で帰りに寄ってたのがここ。

温泉じゃなく、三つ峠山からの湧水を沸かしているみたいですけどね。公共の施設で宿泊とかスポーツ施設利用も可能です。

山祇神社 やまづみじんじゃ(標高651m 駅から1.5km)

三つ峠グリーンセンターから数分進んだ先にあるのが山祇神社。山仕事の無事を願って山の神様(大山祇神 おおやまつみのかみ)を祀っています。

登山の無事を祈ってから出発。

山祇神社を後にしてさくら公園(岩石のカタチのユニークなトイレが有る)を通り過ぎ、しばらく清流沿いの舗装路を登っていく。

神鈴の滝 しんれいのたき

神鈴の滝に着きました。上の写真の滝が神鈴の滝なのかと勘違いしましたがあれは人工の堰で、この手前にある複数の小さな滝が神鈴の滝だそうです。ともあれ、青空に三つ峠の山頂がよく見えました。

いこいの森(標高847m 駅から3km)

神鈴の滝のすぐ上にあるのがいこいの森。登山者向けの駐車場もあるし、トイレも有る。駐車場はがら空きでした。

「眺望逆さ富士」というバス停の看板があったのだけど、なんかの間違いのはず。タクシーの待ち合わせ場所の目印として再利用されているみたい。

三ツ峠登山口(標高950m 駅から3.7km)

ようやく登山道に入ります。看板が有るのでぜんぜん迷わない。

ヤマノススメでも登場、「山はゴミ箱ではありませ~ん」の看板。この左の小橋を渡って登山道へ。

達磨石 だるまいし

登山道を入ってすぐに達磨石。だるま型の自然石。密教の教主「大日如来」を意味する梵字が書かれている。水が豊富な三つ峠は水難が多く発生していたことから水難防止の意味合いをこめて建てられたそうです。ちなみに三つ峠駅のホームにこれのレプリカが有ります。

なんだか味がある、色あせた看板。

登山道序盤は、ごくふつうの山道。

このあたりにはベンチもたくさんあります。木は赤松が多いみたい。

ところで、登ってる間ずーっと雷の音のような「ドーン」という音が遠くから聞こえてたんです。でも雷の気配は無し。たぶん東富士演習場で自衛隊が砲撃演習していたみたい。ちょっと不気味な感じでした。

股のぞき(標高1,210m 駅から4.5km)

股のぞきというポイントに来ました。「股」から何が覗けるかというと…

木の幹が2つに分かれて股のようになっているところから、富士山が見える(はずな)のです。

晴天だというのに、富士山の頭の部分は雲に隠れておりました。。。

馬返し(標高1,318m 駅から4.7km)

馬返し。馬が登れなくなり返す場所だから馬返し。このあたりから傾斜が急に、大きな岩も増えて道が険しくなっていきます。

愛染明王塔 あいぞめみょうおうとう

詳細は不明ながら、密教の明王「愛染明王」の石塔

不二石 ふじいし

大昔に上から転がってきたのでしょうか、巨大な岩がコースをふさぐようにありました。下の隙間で雨宿りできそう。

八十八大師(標高1,586m 駅から5.2km)

ここ一箇所で四国八十八ヶ所霊場のお遍路するのと同じ御利益があるという八十八大師

長年の雨風に耐えてきた石仏の表情がなんともいえない。魂が入っているかのよう。

八十八大師の近くには三ッ峠山を再興した空胎上人の墓も有りました。

親不知 おやしらず

巨大な自然岩に登山者の安全を祈願して文字を刻んだものらしい(この岩を登るわけではなく、前を通る)

「あおいちゃん」の足がすくんだ崖崩れ場所

ヤマノススメ、高所恐怖症の「あおいちゃん」の足がすくんだポイントがここ。

滑落したらかなり下まで行っちゃいそうですが、道幅もあり、普通に歩けば問題ない場所。ぜんぜん怖くありませんでした。

ここは富士山もよく見えるポイントなのですが、やっぱり雲があり頭を出してくれません。

がけ崩れポイントをすぎたあとは開運山山頂のすぐ下を西のほうへ回りこんでいきます。

水場もあったり、傾いてる橋もあったり。

愛宕尊 と 坂東三十三ヶ所観音塔

愛宕尊の石碑が倒れてました。

坂東三十三ヶ所観音塔。どれがその塔なのかはよくわからず。この辺はあんまり手入れされていない感じ。

山頂直下あたり。この巨大な岩の断崖絶壁、かっこいい。

一字一石供養塔

詳細は不明ですが一字一石供養塔。小石に経典を一文字ずつ描いたものが積みあがっている(?)。この近くには神鈴権現 (みすずごんげん)の 祠も有りました。

ロッククライミングスポット「屏風岩」

しばらくすると、ロッククライミングのスポット屏風岩に到着。登山道から登ってる!こんな間近で見れるとは思って無かったです。

ちょっと登ってみたいなー、って思ってしまった。

上の写真の左上には山頂周辺にある2つの山小屋のひとつ「四季楽園」が見えています。山頂はもうすぐ。

開運山山頂へ

屏風岩から山頂はもうすぐ。四季楽園横のを通ってから右へ。

NHKの施設の横を通る。

三つ峠・開運山山頂

標高1786.1mと書かれた三ッ峠山頂に到着。

真正面に富士山がありますが、山頂は雲に隠れたまま。そもそも全体的に空が曇ってきてしまった。残念。晴れてればすごい富士山が見えるはず。

山頂から西の方向の眺め。手前左が木無山、写真真ん中ちょっと右の一番高い山は黒岳でしょうか。遠くには南アルプスが見える。

四季楽園

開運山の山頂西にあるのが、山小屋「四季楽園」。

四季楽園のバルコニーから見る屏風岩の風景がなかなかいい。

三ツ峠山荘

四季楽園からもうちょっと南に離れたところにある山小屋が三ツ峠山荘

三つ峠山荘前から富士山方向の眺め。手前の稜線に天上山へと続く登山道がある。

金ヶ窪登山口へ向け下山

太宰治が滞在した天下茶屋へ向うため、金ヶ窪登山口方向へ下山。

上の写真のようなジープが通れる道で、登山道とはちょっとイメージが違う。景色がいいポイントも無し。ここはトレラン気分で走って駆け下りました。

山頂から20分弱で金ヶ窪登山口到着。

金ヶ窪登山口から林道を700m西へ進むと「御坂みち」へ出ました。ここに「三つ峠登山口」バス停がありますが、バスが来るのは午前中で終わってしまう。

じゃ、その後は路線バスに乗れないのかと言うと実は方法はあり、5kmここを左へ下っていくと国道137号線に「三つ峠入口」バス停があり、甲府と富士吉田を結ぶバスが1時間に1本程度通ってますので、それに乗れば帰れます。5km歩く必要はあるものの舗装路の下りなので、そんな大変じゃないかとは思います。

 

「三つ峠入口」バス停から河口湖駅へ

金ヶ窪登山口から御坂峠にある天下茶屋に立ち寄ったあと、5km走って国道137号線沿いの「三つ峠入口」バス停へつきました。

バスは予定より5分遅れてやってきたました。それに乗って河口湖駅へ。

河口湖駅から高速バスで帰宅。中央高速の鬼のような渋滞にはまる。

河口湖駅到着。ヤマノススメのたて看板がほかの看板の後ろにひっそりと置かれてました。まだ置いてあるだけうれしい。

ところで、アニメ版でヤマノススメの4人は「ホリデー快速富士山 大宮経由小山行き」で帰路についてたのだけど、今は小山行きは廃止になってしまったのですねー。「ホリデー快速富士山 大宮経由小山行き」は普通乗車券のみで乗れる快速電車で、乗り継ぎ無しで埼玉方面までいけるから埼玉県民の私にとっては便利そうだったのに残念です。

ちなみに「ホリデー快速富士山 新宿行き」は現在もシーズン中の土休日に運行してて16時ちょうどに河口湖駅発、2時間ちょっとで新宿着となってます。

ホリデー快速新宿行きで帰ろうかと思ったら、運賃が安く済む高速バスに空席が有ることを見つけて(新宿まで普通電車運賃は2460円、高速バスは1750円)高速バスで帰ることにしたのですが、これが大失敗。大渋滞で新宿まで4時間も掛かってしまった。中央高速は渋滞することは知ってましたけど、鬼混みすぎ。なので時間帯にもよりますが電車で帰るほうがいいですね。